UMA sound works

uma sound works活動の日記等

don grosh guitarsのボリューム交換

don grosh guitars(ドングロッシュギターズ)のbent topというモデルのボリューム交換を依頼頂きました!

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ドングロなんて言われていますが、島村楽器さんが代理店を務めているハイエンドギターですね!

社長のドングロッシュさんは、元々valley artsに居たみたいですね。

トラディショナルなギターを中心に、少し小ぶりなボディに、しっかりと厚みのあるネックを組み合わせて作っているのが印象的です。

塗装はラッカーを基本とし、オリジナルPUをマウント。

お値段は超ハイエンドですが、ビンテージとモダンをうまく融合した非常に良く出来たギターだと思います。

 

 

さて、リペアですが

ボリュームが0でも音が鳴ってしまうとの事で、ポット交換ですね。

実は以前にも交換させて貰ったのですが、スムーステーパーの足がとにかく短くて苦労したので、今回それも交換させて頂きます。

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POTはCTSのA500k

サウンドハウスへ

サウンドハウスへ

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スムーステーパーは、160k+680p

ボリュームをしぼった時の高音痩せや、音量の変動するカーブを調整したりなんて役割があるんですが、各メーカーで色々違いますね。

研究したら面白そうですが、かなり感覚的な部分だし難しそう...

 

と、脱線しましたが完成です!
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ガリや音漏れも無し!

ボリュームを多用してると摩耗も早かったりしますので、消耗品では有りますが、CTSも少し摩耗の早い遅いが極端なので多少個体差がありそうですね。