fender tweed delux 5E3のkitを組んでみた話し
e buyで買ったfender tweed delux 5E3のkitを組んでいこうという日記
まず、先に言っておきたいのは、
中国製のアンプキットは買わない方がいい!!
筐体は見栄えは悪くないが、他のパーツは全て粗悪!
このゴミみたいなコンデンサ凄いよね!値見えないし!(470p)
真空管に至っては、プリ管は新品ぽいけど、パワー管の6V6と整流管5Y3に至ってはゴミ箱空拾ってきた?って程ボロボロです!さすがに笑っちゃいましたw
接点めちゃくちゃ曇ってるし、傷だらけだし絶対新品じゃないでしょ。。。
キットについてくる説明書は回路図のぺら紙1枚で、トランスの配線のカラーパターンも合ってない。
届いたトランスに無い色が配線図に書いてあるの意味わからんでしょw
鉛筆書きは私が書きました。
ここまで”試される”キットだとは…
これ友達に2台買ってもらって、届いたら私の方に送ってもらうって感じで注文したんで、先に届いた友達が組み出したんですが、
そもそも普通の人は回路図だけじゃチンプンカンプンですよね…
私も実態配線図を書き起こさないとミスりそうで。。。
そこでネットで出てきた実態配線図をもとに作成にとりかかった訳です。
そもそも一緒に付属されていた配線図も全く信用できないですからね…
そりゃもぉ調べまくりまして、親切に色々書いてあるサイトがいくつか見つかったのですごく助かりました。
ここまでくると、キットなのにそもそも鳴るのか?という不安を孕みつつ組み出すというね。。。
中国製アンプキットの醍醐味だと思います()
今回アンプを組むにあたって、付属のパーツを使う気にはなれず。。。
「なとり音造」の名取さんにAllen Bradleyの束を箱で送ってもらい、テスターで測定して厳選した物を使わせていただきました。
これだけ数があると気の遠くなる作業でしたが、何とか必要数が見つかりましたよ!w
電解コンデンサーはSprague ATOMで、コンデンサーはとりあえず手持ちを適当に…!
付属の配線材は謎の単線クロスワイヤーでクソ折れやすい!!(友人談)
との事だったのでmogamiのより線を使用w
POTはCTS、JACKはNEUTRIKだった気がします。
これ結構狭いんですよ。。。なんだかんだ大変だったな。
とりあえず、無事一発で音出し成功です!!
ホント安心した。。。
友達は、キットの付属品のみで作ってましたが、鳴らず。。。
ただ原因は電源トランスの2次側のグランドを付け忘れていたようで無事鳴りました!
が!!!!
GA!!!
やっぱりゴミ箱空拾ってきた真空管と整流管の動作が安定しない。
たまに音量が小さくなったり、音切れしたりする。
最終的に鳴らなくなりました。
友人も同じ感じで、整流管を交換したら安定したみたいですね。
結局私も管を全部買い直しまして、付け替えたらめっちゃいい音なんですよ!!
15Wなので完全なクリーンは出ないに等しいアンプですが、立ち上がりの良さと太さ、
艶とキレは魅力的なアンプですね!
ノーマルチャンネルとブライトチャンネルに1,2の入力抵抗違いの4つのINと、
各チャンネルのボリューム、マスタートーンといったとてもシンプルな構成。
ボリュームは3.5位から音量は上がらず、ゲインが上がっていくだけですね。
各チャンネル入力のカップリングコンデンサーが0.1μFなんですが、ここは少し小さくした方がローの倍音感を抑えられていい感じかもしれません。
私のはブライトチャンネルが気に入ったので、実測値で0.068μF位にしてあります。
セッション会で色んな人に使ってもらいましたが、大変好評でした!
キャビがMarshallの4発になると、出力不足感はあるものの、なかなかモダンな感じにもなりますね。
良い意味でも悪い意味でも勉強になったキットでした!
注意喚起のためにリンクを貼ろうかとも思ったのですが、出品物が全部消えていました。