dual blaze -limited scared finish-
島村楽器ミーナ町田店様の10周年企画としまして、dual blazeの特別な仕様の1台を作らせて頂きました!
ミーナ町田店様と言えば、ギターやベースに特化した驚異的な品揃えの店舗さんで、私含め、友人もよくお世話になっております。
今回のdual blazeですが、
ビルダーズコレクションの時と同様に
HATAさんのa5056アルミ材を使った筐体、ノブ、スイッチ装飾ワッシャーを使用しております。
大きく違うのがまず見た目!
limited scared finishとなっておりますが、
筐体にこのような模様を付けた時の総称として使っていこうかなと思っております。
今回筐体はアルマイトではなく塗装を施しており、レッドハウスさんてお願いをしました。
島村楽器 ミーナ町田店様に納品させて頂いたdual blaze-scared finish-
— UMA sound works (@UMA_sound) July 10, 2018
レッドハウスギターズ( @RedHouseGuitars )さんに塗装して頂いた時の動画!素晴らしい仕上がりです!いつもありがとうございます! pic.twitter.com/JFkE8nPPiR
ノブやワッシャーのダブルアルマイトとマッチングするように、角のR部分を青で塗り分けてもらい、ピカピカの鏡面仕上げに。
細かく途中経過の写真や動画を、分かりやすく送って頂きまして、納得するまで塗り直して頂き、素晴らしい出来に仕上がりました!
次にアクリルとそのレーザーのレイアウトはsound frogの村山君にご協力頂きました!
機能的に違う点としまして、内部にあったトリマーを外に出し、trebleとbassが追加しました。
これにより、より幅広い音作りが瞬時に可能に!
最後になりますが、
ミーナ町田店様10周年おめでとうございます!
そして特別な企画に参加させて頂きありがとうございます!
今後とも、よろしくお願い致します。
今後も毎月すばらしいペダルが登場するようなので、
要チェックです!!
HATAさん
red house guitarsさん
sound frogさん
https://twitter.com/soundfrog?s=20
ラッカー塗装の経年変化
ふと、壁にかけられたギターを眺めたんですよ。
そしたら、え?って思ったので記事にしようかと!
リフィニッシュしたレスポールがなんだか凄くカッコよくなって来てるんですよね。。。
唯ちゃんシグネイチャーと言うのもはばかられるレベルでダサかったギー太なんですが
レッドハウスさんで無垢にされ
生まれ変わって
手元に来たのですが
わかります?光の当たり方とかで変わるんですけど、明らかに変化がある!!
ラッカーが馴染んで木目が前より凄く浮き出て来ています!
気持ち色も濃くなって、言葉に出来ない貫禄が見えだしてる。。。
あらやだイケメンよっ!!てなったテンションのままニヤニヤしながら写真を撮って、書いてるわけですわ!!
写真にも言葉にするのも難しいですが...w
ラッカーの特性として、吹き付けて一回固まった面に吹き付けると、下の層をまた溶して馴染むため、色とかが滲むらしいです。
その変化が年単位で現れるからまた面白い...!
経年変化でより飴色になるし、まだ半年経たないくらいでこの変化ですよ!!
(伝わってないかもしれないが...)
大体2、3年かけて溶剤が抜けて固まっていくようですが、コレからまだまだ変化していくわけですね。
オールラッカーいいぞ^〜
絵になるなぁ...
リペアから帰ってきたES-335!
最近更新をサボり気味で書くネタ溜まってるのですが・・・
今回はレッドハウスさんにお願いしていたES-335が帰ってきたので、その話をし少し書こうかなと!
出会い
コイツとの出会いは大学生時代にイケベセールに友人と前日15時から徹夜で並び購入したもの!若かったね・・・
確か10万くらいで買って、ハードケースがカビまくってたのをよく覚えてます...w
gibsonではES-335は全てカスタムショップ製になりましたが、そうなる前のレギュラーラインの97年製の物ですね。
既にフレットとナットは交換されていましたが、あまり良いリペアではなかったのと、どんな状況で管理されてたか不明な面もあり、状態はあまり良くなかったですね。。。
改造
電装系はガリも有ったりで全て交換。
PUはTom Holmesの中古を漁り、見つけ次第買ったのでカバーがニッケルとクロームでガチャガチャなんですw
ノブも割れてしまった物だけ交換したりで何とも統一感のない見た目だな...
でも可愛い!
ブリッジがあり得ないくらいカタ付いてたので、フリーダムカスタムギターリサーチさんの物に交換。
これはガッチリ固定出来るので効果的でした。ただタイトになり過ぎる傾向もあります。
音の方向性は私の好みとマッチしたので有りでしたが。
ありとあらゆる改造を施した結果10万で買ってギターは計20万掛かったというw
好みの音を手に入れましたが、やはりチューニングがネックになりあまりライブでは使いませんでしたね...
でも可愛い!
レッドハウスさんへ
既にTUNE bassのTWB-5、gibson LPをリペアしてもらって、素晴らしさ十分に実感していたので預けない手は無いと、今回もまたお願いする事に!
フレットすり合わせとナット交換、それとブリッジコマの溝切りも見てもらいました。
やっぱり間違いないんですよ...w
まず驚いたのは、立ち上がりの速さと明らかに音に深みが出ている事。
今まで弾いてた音が、いかに表面だけしか鳴って無かったか痛感しました。
ギターとしての一体感が増たと言うか、全体が鳴ってる感覚があって、ダイナミックスもより出る様になりましたね。
ナットもすごく綺麗
ネックも真っ直ぐなのに詰まりが無い、すごく弾きやすくなってます。
レスポールの時もそうでしたが、テールピースが若干浮かせてありますね。
ブリッジにかかるテンションを調節する事で、サウンドを調整しているみたいです。
確かに以前はタイト過ぎたので、気持ち浮かせてあるのは納得でした。
スイッチのカタツキなんかも気にしてみてくれたり、細かい所まで見て頂きまして最高になりましたね!
不満があるとしたら自分の腕くらい\( 'ω')/
ストレス無く、単純に弾くことが楽しいギターになりました!
dual blazeの試奏動画
タイトルの通りですが、
オリジナルペダルdual blazeを試奏した物を動画にしてみました。
拙い動画ではありますが、参考になればと思います。
録音環境と機材
録音機材
・iPhone6s+shure mv88
アンプ
・fender super sonic60 head
・crews maniac sound cab (V30×2)
ギター
・T's guitars DST- classic
試奏動画
1chサウンド
アンプは基本クリーンチャンネルでEQはフラットです。
T'sを使ってクリーン→dual blazeの1chをON
各ツマミの変化の具合が分かりやすいよう撮ったものです。
1chではボリューム、ゲイン、コンツァーの3つのツマミが操作可能です。
クリーン→1ch on pic.twitter.com/iLcnhmsO0W
— UMA sound works (@UMA_sound) 2018年4月11日
1ch+2chサウンド
続いて2chのboostスイッチ。boostツマミを弄り変化をつけながらON/OFF。
1ch on→2ch booster on pic.twitter.com/MdNAvzWVqM
— UMA sound works (@UMA_sound) 2018年4月11日
ソロ用はもちろん、常に2chありきで作っても良し、バッキングに回る際にOFFなんて使い方もありだと思います!
クランチサウンド
今度は1chのゲインをギリギリまで落とし、2chのboostで歪み量を稼ぐという使い方。
2chのboostツマミは、ゲイン量を稼ぎつつ、少しハイが持ち上がる変化をするようになっていますので、キレの良いクランチサウンドが作れます。
こちらはvanzandtを使用しています。
クリーン→クランチトーン
— UMA sound works (@UMA_sound) 2018年4月11日
1chのゲインを絞り、2chのブーストツマミでゲイン量を調節すると抜けの良いクランチサウンドも作る事が可能です!
音幅が広い事が伝わればと! pic.twitter.com/CBlPsEELn1
後半ボリュームをコントロールしながら弾いていますが、手元のタッチにもしっかりとニュアンスが出ます。
7弦ギターで試奏
このペダルには中にtreble、bassの2つのトリマーが内蔵されており、プレイヤーにあった幅広セッティングが可能です。
ローが膨らみがちなギターや7弦ギターなど、よりタイトな音が求められる場面では、トリマーのbassをカット、trebleをブーストする事で音像のハッキリした鋭いサウンドを作ることも可能です。
ibanezの7弦
中にある2EQのトリマーをbassをカット、trebleをブーストしてやると、7弦の帯域もタイトで音像のしっかりしたハイゲインサウンドが対応可能です。
— UMA sound works (@UMA_sound) 2018年4月11日
低音の飽和感で悩む多弦ユーザーの方にも選択肢の1つになれば...
いいな..._(:3」∠)_(7弦弾けない) pic.twitter.com/1VU3fStXni
以上が紹介を兼ねた試奏動画です。
なんでトリマーを外に出て出さなかったのか?と疑問に持たれる方もいると思いますが、
レイアウトの美観や価格設定の都合等あります。
ただ一番はシンプルで良いサウンドのペダルを作りたいという想いもありました。
2018.5.1時点での販売状況
残りは、HATA公式ウェブショップ様にて1台
島村楽器 ミーナ町田店様にて1台
以上の3台となっております!
島村楽器様では店頭での試奏も可能ですので、
お立ち寄りの際は是非!
よろしくお願いいたします!
Gibsonはリペアでここまで変わる!
お馴染みの長野のギター&ベース工房 red houseさんに行ってきました!
gibsonのles paulのリペアをお願いしていたのでそれの引き取り
新たに3本リペアの持ち込み、
それとエフェクターの塗装についての相談と依頼で伺ってきました!
前回同様、社長ご夫妻と友人にこれ以上ないほど歓迎して頂き、
とても充実した長野日帰り旅行でした!
(こちらはまた暇を見て別に日記として書こうかなw)
gibson les paul standard premium plus
中古で購入しました。
トップの木目の良さ!(この時点で塗装はへったクソだなと思ってたw)
それ以上に少し硬めなサウンドに、立ち上がりが良く食いつく感じが好みだったので、
何本か弾いた中からこいつに決めて買ってきました!
見た目以外にもこの子にはいろいろと問題がありまして、
まず、6弦の上ずり。
ピッキングに負けてタッチで音痴になる・・・
3弦のチューニングズレとオクターブピッチ
とにかく3弦がズレる!
チョーキング一発でズレる”う”!
オクターブも12Fで合わせてもオクターブ奏法をすると
すごく波打つ。。。
ナットの磨耗、フレットの減り、ブリッジコマの磨耗・・・
考えうるすべての状態がかなり良くなかったんでしょう。
というわけで依頼内容!
・ボディトップのリフィニッシュ(ラッカー)
・フレットすり合わせ
・ナット製作(TASQ)
・ブリッジ交換と溝きり
以上が今回お願いした内容!
こちらがリフィニッシュ前!
これでいいんじゃないかと思うくらいかっこよくなったなお前・・・
年賀状にも使っていただきましたw
ここから、
そして完成!
かっこいい。。。かっこいいよ!!
ビフォアーアフターもどうぞ!w
そして、実際に弾いてみたところ。
かなり大げさにチョーキングをしたり、
ピッキングのタッチの変えてみたり・・・
全くチューニングがずれない!
音詰まりももちろん無く、上ずり、オクターブを弾いた時の波打つ感じもない。
良いギターだなって思える竿って、その竿にフレーズを引き出される様な、
奏者のポテンシャルを引き出してくれる竿だと思ってるんですが、
セットアップも絶妙でまさにその感覚。
弾いててストレスだらけだった竿がここまで生まれ変わるのかと感動しました。
gibsonの似たような悩みを抱えてる方はred houseさんに相談してみてください!
竿の状態に合わせて予算と相談しながら適切なリペアの提案と処置をしてもらえますよ!
リペアしてくれた石橋さんも
「どんな良いリペアをしても、弾いててチューニングがずれてしまうだけでそれは半減してしまう。しっかりピッチをあわせるのはもちろん、手にとって貰う前に弦を馴染ませたりって部分は気を使っている。」
細かな気遣いや考え方を聞いてるだけでもとても勉強になります。
そして、さらに
・フレットすり合わせ
・ナット交換
Gibson ES-335
・フレットすり合わせ
・ナット調整
テレラト
・リフレット
・ナット交換
この感動を知ってしまうとアレもコレもと欲がね・・・完成がまた楽しみだ!
ギターも定期的に健康診断が必要だとすごく感じます。
気に入ってる竿ならなおさらストレスなく弾きたいし、
ナマクラのままじゃもったいないですしね!
フットスイッチカバー
久しぶりの更新です!
今回はHATAさんのSPREAD名義で発売されましたフットスイッチカバーの紹介です!
相変わらずの踏むのをはばかる美しさ!
a5056材アルミ材を使った天面スピンドルカットに色鮮やかなアルマイト処理が施されて3個セットで2,700円(税込)!安い!!
丁寧は梱包を開けるとこんな感じにパッケージされています。
一つ一つが接触しないよう、しっかり区切られています。お菓子のようで可愛らしい。
既存のスイッチカバーより若干小ぶりでありながら、しっかり踏みやすさもあります。
このサイズ感だとペダルの外観を損なわず、調和が取れるのも魅力ですね!
弄ってて気がついたのですが、側面がツルツルとした見た目に反して、しっかりとしたグリップ感があるんですよね。
気になって中村社長に聞いてみたら、意図的にグリップ感を出すような加工を施しているそうです!
側面に凹凸のないタイプのミニノブにも同じような加工がされており、しっかりと指に吸い付き、回しやすさにも配慮された製品になっています。
踏むものに必要あるのか?と言われればそれまでですが、取り付け時の作業性まで考慮して製品を作る気遣い。
私はとても凄い事思います。
取り付け用の六角まで付いてる点も素晴らしいですね。
https://t-nakamura-hata.amebaownd.com/shopItems/10212412
スイッチカバー仕様
・寸法(mm)
外形 Φ20(mm)
高さ 12 (mm)
固定方式 M2 横イモネジ固定
内径:Φ10(mm)
:イモネジ用レンチ:
対辺0.89mm×1本付属
(1セット御購入の方のみ)
話は変わりますが、
島村楽器 けやきウォーク前橋店さんにあった最後のdual blazeのダブルアルマイトをご購入頂けたとの報告がありましたので、残るは黒が4台あるのみとなりました。
ありがとうございます!
残るは島村楽器 けやきウォーク前橋店さんに1台、HATAさんに3台です!
https://www.digimart.net/cat13/shop5118/DS04351991/
https://t-nakamura-hata.amebaownd.com/shopItems/9244102?shopItemCategoryId=822642
HATAさん在庫分の1台は現在私の手元にありますがw
引き続きよろしくお願い致しますm(_ _)m
ovaltone nue deviceを試す!
ovaltoneさんギター、ベース用コンデンサーnue deviceです。
モニター募集を募集していたので応募させて頂きました!
ovaltoneとは?
ovaltoneさんは、ハンドメイドエフェクターを製作しているメーカーさんです。
数々のエフェクターを世に送り出し、プロからアマチュアまで支持を得ている凄い方々!
歪みペダルを中心としたラインナップで、生産が追いつかない程人気のようで、私もいくつか弾いたことがありますが、どれも納得の素晴らしさでした。
最近ではシールドケーブルdark horseや、今回のnueなのどペダル以外にも力を入れているようです。
nue deviceを試す!
方法
用意した竿が意味不明な奴で申し訳ないんですが、まぁあくまでコンデンサーの比較なので!w
テレラト?
neck:maple + rose
body: ash
PU:F:Seymour Duncan SP90-1
S:Seymour Duncan SP90-1
B:Lundgren telecaster P90
switch:CRL 3way switch
pot:CTS A250k ×2
そしてボリュームポットとトーンポットの間にコンデンサーを付け替え可能なようにクリップを取り付けた改造を施しました。
そこにHILEXで作った音を録音するといった流れ。
比較するコンデンサー
比較用として用意したコンデンサー
orange drop 715P 0.047uf 600V
手持ちにこれしかなかったので、とりあえずこれで比較していきます。
orange drop 715P 0.047uf 600V
ど定番のオレンジドロップですが、モントルーなんかで扱ってるのは716Pで400Vなので厳密に言えば違うものです。下位機種にあたるものですね。ブラインドテストしたらおそらく・・・分からんと思います・・・多分w
以下、ovaltoneさんの解説です。
ovaltone 鵺 rosso
基本となるモデルで、繊細な反応性と豊かな倍音、オープンなレンジ感が特徴です。
ovaltone 鵺 nero
ROSSO をもとに音の重心を下に移動させたモデルです。より力強い音色をお求めの場合にベストマッチです。3モデルの中では一番扱いやすい音色かもしれません。
ovaltone 鵺 bianco
3モデルの中で最もブライトでハイスピードなモデルです。ハイエンドなギター等で生鳴りの良さを活かしたい時におすすめです。音の輪郭も立つサウンドです。
比較検証
比較検証:クリーン トーン10
クリーンはすべてフロントPU(Seymour Duncan SP90-1)
0:00~ 何もつけていないトーンカットの状態
0:14~ orange drop 0.047uf 600V
0:28~ ovaltone 鵺 rosso
0:43~ ovaltone 鵺 nero
0:58~ ovaltone 鵺 bianco
比較検証:クリーン トーン7
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:14~ ovaltone 鵺 rosso
0:28~ ovaltone 鵺 nero
0:42~ ovaltone 鵺 bianco
比較検証:クリーン トーン3
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:13~ ovaltone 鵺 rosso
0:29~ ovaltone 鵺 nero
0:42~ ovaltone 鵺 bianco
比較検証:クリーン トーン0
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:15~ ovaltone 鵺 rosso
0:31~ ovaltone 鵺 nero
0:46~ ovaltone 鵺 bianco
比較検証:クリーン トーン0 単音
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:08~ ovaltone 鵺 rosso
0:17~ ovaltone 鵺 nero
0:26~ ovaltone 鵺 bianco
いかがでしょう?音源があまりよくないので分かりにくいかとは思いますが、それでもかなり違いがあると思います。
トーン10でもここまで差が出るとは正直思っていませんでした。
続いて歪ませていってみましょう。
比較検証:ドライブ トーン10
ドライブはすべてリアPU(Lundgren telecaster P90)
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:16~ ovaltone 鵺 rosso
0:35~ ovaltone 鵺 nero
0:53~ ovaltone 鵺 bianco
比較検証:ドライブ トーン5
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:19~ ovaltone 鵺 rosso
0:38~ ovaltone 鵺 nero
0:57~ ovaltone 鵺 bianco
比較検証:ドライブ トーン0
0:00~ orange drop 0.047uf 600V
0:17~ ovaltone 鵺 rosso
0:36~ ovaltone 鵺 nero
0:54~ ovaltone 鵺 bianco
(ああ..だんだん雑になってるのがわかるな・・・)
まとめ
ovaltoneさんも単なるコンデンサーではなく、サーキットと言っている通り、おそらく中に”抵抗とコンデンサーを組み合わせた回路”が入っているのだろうなというのを感じました。
必要な帯域を残してトーンを絞れるため、どれもしっかりと芯が残り、どの値でも使える音になっていますね。
今までコンデンサーのみでトーンを調節していたギターのトーン回路に、あらたな選択肢が生まれたと言うのは、とても面白いと私は感じます。
結果的に別物である”コンデンサーとnue deviceの比較”となったため、値や耐圧をかえたところで基準が曖昧になるだけだと思い今回はorange dropのみの比較としました。
モデルごとの感想として
ovaltone 鵺 rosso
3種類の中では、一番スタンダードで倍音が豊かでメロウな印象。艶っぽく太さのある音が欲しければこれ。絞れ方も自然かつ芯が残るのでバランスが良いです。
ovaltone 鵺 nero
超元気でゴキゲン!落ち着いたプレイをしたい人はrossoで、ガツガツ歪ませたい人はneroですね。絞ってもハイがくっきり残るため、バッキングに回る時とかに操作したりするのがもっと手軽にできそう。
ovaltone 鵺 bianco
スッキリしていて、繊細な印象。一番シビアにニュアンスが出るのがbiancoだと思います。レスポンスもこれが一番早い。ローミッドあたりがスッキリしてモタツキ感がなくなるかと。トーンの減衰の仕方はrossoに近く自然です。
以上、参考になれば幸いです。