UMA sound works

uma sound works活動の日記等

JCM800を作った話 前編

Marshall JCM800の中身だけもらった事がきっかけで、いつかやりたいと思っていたアンプ作製を!

前編と後編でその記事をまとめてみました!

 

まず、そのきっかけですが、大学時代の同期にTimberCreateという映像チームをやってる友人が居て、その彼からミュージックビデオ撮影用のアンプの中身を抜いてくれという依頼をもらいました。

その中の一台にJCM800があったのがきっかけです。

 

ただこの状態で受け取ったんですよ…

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トランスぅぅぅううううううううあ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!ww

 

 

全部俺が分解するからそれ以上いじめないで!!って即連絡しましたがw

元々動作不良のアンプを激安で買い取ったそうで、彼からしたらただの重たい鉄の塊なんですよね!!

 

 

うん、仕方ない!!

 

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あ”あ”あ”あ”あ”あ”すっごい根元から切ってあるけど仕方ない!!!!(´;ω;`)

 

 

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とりあえず、配線を延長!!とりあえずこれで良しとしましょう。

 

 

ちょっと話しをすっ飛ばしますが、Marshall JCM800についてあまりにも知らなかったので調べました!

1981年~1990年までに製作されたシリーズで、100Wと50W、マスターヴォリュームの有無の4機種 

 

1959→100W、マスターヴォリュームなし、インプット4つ穴

1987→50W、マスターヴォリュームなし、インプット4つ穴

2203→100W、マスターヴォリュームなし、インプット2つ穴

2204→50W、マスターヴォリュームなし、インプット2つ穴

 

これもまたややこしいなと思ったんですが、

今まであった4機種の名前をまんまJCM800シリーズに取り込んだ形なんですね。

いわゆるプレキシと言われる1959とJCM800 1959と何が違うん?って最初思ってましたが、全く違うじゃん…

 

さらに言えば、この1959って西暦っぽい印象を受けますけど、Marshallの創立者ジム・マーシャルさんの車のナンバーだとかなんとか…深い!!!

 

 

とまぁ脱線しましたが、私の元に来たのは89年製のJCM800 2203 100W

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同じ2203でも何パターンかあって、若干構成するパーツと回路が違うんですね。

 

こっちは85年製の2203の基板です。

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値こそ一緒なんでしょうが、コンデンサーも抵抗も種類が違うし、ボックス電解コンデンサーもこっちは5個ですが89年製は3個なんですよね。

 

85年製のは電源ケーブルが直付け、89年はインレットで120W、220W、240Wの電圧変更が可能とまぁ結構マイナーチェンジしてる。

ボックスコンの数が違うのはここに関係してそうだけど詳しくは分からんです。

 

89年製の筐体で85年製の回路に寄せる方向で組む事に!(何言ってるかわかんないな…)

 

 

製作は後編でまた!

 

 

【映像制作チーム】TimberCreate

www.timbercreate.jp