ペダルボードを大改造
最近さぼり気味で久しぶりの更新です。。。
実際は色々と動いておりまして、まとまった形で発表したいと思って先送りにしたものと、ただただ先送りにしたものと…(結局さぼりw
今回はギター講師で、cerveteriのギタリストでもある中山 偉左男さんのペダルボードを色々いじくらせて頂きました。
中山先生にはDual Blazeの音決めの時にもお世話になり、現場目線で色々な意見やアドバイスを頂いております。
アンプを持ち込む時に使うメインボードと、遠征用のサブボードの2つに分かれ、どの環境でも出したい音が作れるように、複数の歪みペダルをセットされています。
各ペダルに”もっとこうならなぁ”という思いを持ちつつ使用しているということで、ボード全体をも直すとともに、各ペダルの不満点を洗い出し音を詰めていきました。
DOD 250
イングヴェイが使用していることで有名な歪みペダルですね。
ローがカットされ鋭いエッジと激し歪みを得られるのが特徴です。
中山先生としてメインの歪みともいえるペダルで、サウンドは気に入っているがDCジャックがピンジャックなのと、LEDが無いからON/OFFの判断がつかず困るということでモディファイ
ペダルの上側面にDCジャックを取り付け
9Pスイッチに変更後、LEDを取り付け
続いてIbanez TS-9
もはや説明は不要でしょう超定番ペダルですが、ローのもさっとした感じと、抜けきらないハイがいまいち使いにくい、ということでモディファイ
TS-9のキャラクターは残しつつローをタイトにし、ハイの抜けを改善。
TONEもどの位置でもつかるようなレンジ感で可変するようになり、とても好評でそのままこっちも!ということで
Ibanez TS-9 gold
こちらもほとんど同様のモディファイを施しました。
緑の方が黄色のコンデンサーだったのに対し、こちらはグリーンガム。
ジャック等もゴールドパーツに変わっている事からサウンドも少し違いますね。
ゴールドの方が太い印象です。
isp technologies decimator
ノイズサプレッサーの定番となっているペダルで、レイテンシがほぼなく優秀!ユーザーが多い理由もわかります。
歪ペダルが多いために結構強めにノイズサプレッサーを掛ける事が多いが、ヴォリュームを絞ったときに音が消えちゃうのとハイ落ちが気になるとの事。
パーツのアップグレードメインで弄っていくと、不満点がほぼ改善!
これ結構変わりますねぇ…!
BOSS NS-2
こちらもノイズサプレッサーですが、send/returnの位置が使いにくく逆にしてほしいとの事でモディファイ
確かにこれじゃボードの中でシールドクロス仕上げちゃうよね…w
sendの矢印の向きが…直して渡しましたがその写真が無いのでこれでご勘弁をw
ジャック交換自体はとても簡単なのでついでにパーツのアップグレード
UMA sound works Levin
これは私のオリジナルペダルでLevin試作1号ですね。(一番右のペダルです)
ディスクリート回路のローゲインオーバードライブで、レスポンスがよくタッチのニュアンスを豊かに表現できるのが特徴です。
中山先生はブースターとして使用していて、音抜けよくなるし絶妙なコンプ感があってソロがすごく弾きやすい!うまくなった気がする!歪み感も得られるけど、巻弦がブオっと膨らむことが無い点もすごく良いとの事でした!
うまくなった気がするというかめちゃくちゃ上手いんですけどねw
確かに音が立ちつつ粒が揃うし、膨らむ事なくスムーズなサスティーンが得られる感じでした。
PROVIDENCE Provolt9 PV-9
プロビデンスのパワーサプライをちょこっと弄って、DCケーブルを作成、配線して完成!
メインボード
before
after
サブはペダルのモディファイだけですがこんな感じ。NS-2周りがすっきりした感じ。
before
after
実際には3回ほど立ち合いながらサウンドチェックをしてもらって微調整を繰り返しました。
人それぞれの使い方や好みがあって、実際音を聞きながら正解を探すという作業はすごく経験になりましたね!そしてすごく面白い!
近々ライブのスタッフをさせてもらう事になっているので、そこでまた音を聞いてフィードバックしていければなと。
DCケーブルも10本ほど検証してギターに合うものとベース合うの2種を選別しました。
これもどこかで発売出来たらなとは思っております!