ギターオーダーの旅
お馴染み長野の塩尻にあるred houseさんへ行ってしました!
3回目にしてやっと看板撮ってきたw
今回は馬リオ(ヤヅキp)さんと一緒にお邪魔して、私はストラトのオーダー、馬リオさんはスティングレイの修理ですね。
ネックに難ありでロッドがいっぱいで順反り、フレットも1割無い状態。
この時代のmusicmanのネックは弱い個体が多く、ロッドの問題を抱えてる個体は少なくないようです。
新しいネックを作るか、ネックを修理かで相談しましたが、このままのネックを使用してロッドの状態を確認しつつ、強度を増すようにフレットを打ち替える事に。
極力この見た目を残しての難しいリペアになるようですが、大丈夫でしょう!と。
実際似たような状態のスティングレイの修理やネックの作り直しを何度か経験しているそうです。心強いですね!
そこからオリジナルのギターやベースを試奏。
左のディンキーのジャズベースは凄まじい立ち上がりと音抜けが特徴的でしたね。それでいて全体の音のバランス感は良くて、広いレンジ。
スラップがめっちゃ気持ちよい抜け方します!
右はオリジナルシェイプの5弦。
最近まで貸し出していて、弦がかなり古い状態でしたがしっかりとした発音がありました。
軽量で取り回しを意識しつつ、材を選定してしっかりとしたボトムとバランスを確保したベースだそうです。
カッコいいですねー!!
aguilarのobp-3が搭載され音作りの幅も抜群。
ピックアップのボビンが3つだけしか見えませんが、他2つはカバーの中にあるという少し変わった見た目のレッドハウスさんのオリジナルピックアップです!
これちょっと気になっちゃうポイントですよねw
次にギター!
アルダーにメープルネックの標準的なストラトキャスターですが、生音からちょっと異常ですw
ストラトのリアってどうしてもハイがキツくて、メープル指板だとより使いにくいイメージでしたが、そんな事ないんですね!
自分の持ってたストラトもほぼ同じスペックでしたが、ハイがギャンギャン出て居るけど基音が細いから聞き取りにくく抜けないような音でした。
心地よい鈴鳴りがあり、鋭い立ち上がり!
それでいて基音が太く、低音から高音までバランスよく出るブライトなストラトですね!
そしてこちらは25インチの小ぶりなストラト!
私が持つとこの通りw
PRSと同じスケールですね。
鈴生りは減るものの、ミッドの出方はクセになりますね!いい感じにブライトな部分が丸まって弾きやすい感じ。
ボディもディンキーより更に小さいため取り回しが良く軽量、ロングスケールはちょっとキツイって方でも弾いていて疲れを感じないと思いますね!
ボディのサイズや材の差はあれど、25.5インチと25インチの差といのを明確に感じました。
どちらも良さがあり、ここがこうなれば...と思う部分もあります。
悩みますねぇーこの時間が最高に楽しいわけですがw
一通り弾いて改めてレッドハウスギター凄いぞと...いやー普通だよ!と平気で言ってくるから恐ろしいw
普通と言いつつ、そこまでやるの!?っていうところまで突き詰めて作られているという事が会話の中や楽器にもしっかりありました。
欲しい
ベースでもピックアップ(PU)について触れましたが、この3シングルPUもレッドハウスさんオリジナル。
正直な話し、国産PUって立ち上がりや発音は良いけど、硬くて甘さが無い無機質な物が多いというイメージとしてありました。
レッドハウスさんのオリジナルは嫌な硬さも無く、上下共にバランスが良いですね!
海外のPUほど多くの倍音が出る感じではありませんが、程よく締まって発音も良いです。
私の中でPUも決まりましたねw
ちなみにPU単体での販売も行っているようです!気になった方はお問い合わせを!
次の記事でオーダーするストラトのスペックを書いていこうかな!